こわれたおもちゃをだきあげて

この国の秩序らしきものは一般国民の「積極的に知ろうとしない態度」によって保たれている。 メディアは国民の「積極的に知ろうとしない態度」につけこんでマインドコントロールをしている……

大橋巨泉さんは選挙の後の火曜日だったようです。

大橋巨泉さん死去 テレビ司会者、82歳:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJ7N3529J7NUCLV003.html



永六輔さんは選挙の前の木曜日。

愛川欽也さん、野坂昭如さん、小沢昭一さん、井上ひさしさん、つかこうへいさん、大島渚さん、伊丹十三さん、すまけいさん、水木しげるさん・・・
思いつくままに書き出してみたけれども、自分はこの人達の与太話に笑い、芸に唸り、シビれてた。

小沢昭一の小沢昭一的こころ 「 林家正蔵について考える」
https://youtu.be/5fML0qQbCCg
まっすぐで、どこかぬけてて、ちょっと狡くて、助平で、愛すべき人物描写、シビれるねぇ。

そしてみな、戦争はもうコリゴリだという強い思いがある。
権力は必ず暴走する。
だから常に文句を言ってなきゃダメなんだという口うるささ。


いい?

いま、ホントにヤバイところにいるんだよ。


そもそも総研でちょっとだけ改憲について特集したね。

いい?

相手はDV男だよ。

何度もダマシ、何度もチカラで圧し、約束を反故にしてきた連中だよ。
そういう目で見ないと、いけない。


お手本はそこにある。

延長につぐ延長を続行中のフランスの緊急事態宣言。

トルコの偽旗っぽい政変未遂事件で、緊急事態宣言、放送局電波停波、知事レベルも含め大量に粛清(つまり抹殺)。 

アメリカで開発されたとおぼしき貧困徴兵制で、自ら志願して、世界の片隅で、武器消費に駆り出され、PTSDにおちいる若者。
国内にもどっても、空耳の命令に従順・・・。


身近に、紙一重で


「政治とは無関係」という枕詞は、フィクションです。


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フランク・マクギネスの「カルタゴ人」という芝居を観た。

俳優のクォリティの高さは舌を巻く。
あきらかにモノが違う。

内容は・・・うーん、よくできているのは認めますが、申し訳ないけど翻訳モノっぽい文体が、退いてしまう。
よく鍛えられているのに、難解で、ゲスで、卑猥で、憤懣やるかたなしなやりとりにも・・・ドン引き。
見事なスキルと闘志で構成され尽くしているのに、遠い向こうの感じがする。
敷居が高い。

でも、「それでも」といってみる。

今見ているこちらの意識を「終戦直後の日本」に置き換えてみれば、どうでしょう。
今見ているこちらの意識を「空襲のあった翌日」に置き換えてみれば、どうでしょう。
今見ているこちらの意識を「沖縄辺野古/高江で起きるかも知れない暴発の直後」に置き換えてみれば、どうでしょう。
今見ているこちらの意識を「ソマリア」「南スーダン」で息子を亡くした状態だったとしたら、どうでしょう。
今見ているこちらの意識を、近所に突然下りてきた落下傘部隊が下校途中の娘や息子を殺しまくったあとの、日常をどう引き継げば良いのかわからなくなっている状態にもっていったら・・・

充分に成り立つのです。

そういう意味では二時間という上演時間は見る側が降参し、このような状態に身を置くことを許容しはじめるのに最低限必要な時間なのだと思います。 メディアが提供する娯楽のようなものに飼い慣らされている自分が、自分で考え出す脳に切り替わる時間がいるのです。

対岸の火事であるうちは、いい見物ネタ。
実際に火を出すとシャレにならないが、近火はおもしろい。

アイルランドのこの戯曲は、そういう、実際に火を出さされた・・・表記がおかしいけど、あえてこれで。
「血の日曜日」のその後日談。
持続はしないけど、一瞬その感覚に同期した感じがした。
その一瞬で足りる。
人間は感情で動くことは先の選挙で痛いほどわかったけれども、エンゲキはその感覚に同期できる可能性が高い。
エンゲキは「想像力」が鍛えられる。
それも己が都合のそれではなく、だれか他の人の文脈に沿わせてみる。
忍耐や我慢と言うより、辛抱。

この「辛抱」が伴う、知的な脳内スポーツとでもおけば、どうでしょう。



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