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満員御礼!「空の村号」と「AR芥川龍之介素描」
このところ、大きめの仕事とも重なり、ほとんどクワトロブッキング的な状態でしたが、お陰様でナントかのりきれた感じです。
ありがとうございました。

朗読劇 空の村号

2015年3月11日(水)
福島の民話を語る会 朗読劇 空の村号 金沢公演
soramurakijic311北陸中日新聞記事

soramurakiji h 311北國新聞記事



Agクルー 演劇公演「A・R 芥川龍之介素描」

2015年3月15日(日)
金沢市民芸術村ドラマ工房 Agクルー 演劇公演
「A・R 芥川龍之介素描」 (作 : 如月小春 演出 : 高田伸一)より
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両公演ともに自分としては、思うところがあります。

「空の村号」は篠原久美子さんの作品で、金沢に避難してきている方(福島ばかりではありません)と一緒に読ませて戴いています。
自分で言うのもなんですが実に不思議な風合いになっています。
何が不思議かと言いますと、震災を体験していない金沢の俳優と震災の恐怖とその後の放射能汚染の実感から移住を決断した方とが篠原さんのテキストをお借りして、あの日の、あの人たちの心にひとまたぎで飛んでいるのです。
演劇の不思議なチカラです。
擬似的な追体験的なものから、その時空の真実に触りに行く感覚が生まれる。不思議な手触りです。

ちょうど上演した日は3月11日。その日の金沢はいかにも金沢らしい冬の天気で、その寒さはもちろんのこと、上演中の雷、終幕には雲間から太陽の光が差し込み、これはなにかの演出効果かと見まごうほどでした。
金沢市民芸術村の里山の家という古民家施設での公演でしたが、奇跡的な神の手を感じる公演になりました。


また、Agクルー「AR芥川龍之介素描」は、金沢市民芸術村が主催する50歳以上の市民参加の演劇教室の発表会です。
発表会とはいえ、着想からゆうに半年以上掛けて積み上げてきたものです。
参加者の多くは60歳前後のこの集団が2時間の上演時間の間、全く緩むことなく舞台上を縦横無尽に演技しつくす様は圧巻です。
この作品は如月小春さん(故人)が90年代に芥川の晩年を描いたものですが、そのテキストを一読したとき、これは「今」の日本そのものが描かれている……、芥川の生きたあのころと何も変わっていない……と、愕然としました。映画「猿の惑星」の幕切れのような既視感です。 ヤバい、このままではあの時代を繰り返すことになってしまう。

カンです。 ほとんどこれしかない!というカンが働きました。
この本に出会ったのも何かの縁なのです。

金沢のシニア世代の素人俳優達は、昨年9月の稽古開始のころははゆっくりとでしたが、最後はとても大胆にハツラツと演じられ、それはもう自由自在といっていい出来になっていました。
これも驚異的なことで、この金沢のAgクルーという集団のポテンシャルの高さに圧倒されています。

2年契約でお引き受けしておりましたが、追加の2年が加わり足かけ4年の長きに渡りお付き合いさせて戴いたのですが、講師は卒業という運びになりました。 

Agのみなさんありがとう。


[2015/03/18 18:24] | シバイ | page top
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