少し振り返ってみる②・劇端会議・演劇コレクション「自動販売機」
「コレクション」としたのは、自販機と椅子くらいしかない空間をどう見るか、どんな風に見えるか?という「遊び心」を集めたものの陳列棚としてそうしました。

ですから今週末2月3日(日)17時~の野々市フォルテの公演で、もし「これはなんだろう?」と思われたものがありましたら、是非、お手にとってみていただきたいのです(笑)。

これは「伸びるか?」「いけるかも?」という作品や作家、俳優の佇まいにその勘が働きましたら、まずは是非拍手を贈ってあげて欲しいのです。そして少しでいいので、その今後を気にかけてあげてほしいのです。

で、もし仮にあなたがクリエイターやディレクター、プロデューサーだったとしたら、その陳列棚の収蔵物に声をかけ、磨きをかけ、伸ばしてあげて欲しいのです。
「ちょっとこんな切り口で書いてみませんか?」「こんな本があるけどやってみない?」
「この作品60分で書ける?」という感じで……。
それはちょうどお料理の食材を市場に買い出しに来ている感じ、自作パソコンのパーツを集めに来ている感じであったり、いくつかのお洋服の店をまわって自分だけのセレクトを探している感じでしょうか。でも、この話の流れじゃ思いっきりショウビジネスですね(笑)。 じゃ、ビジネスじゃなくて、ショウでもなく、パフォーミング・リクリエーションじゃどうかなぁ。 普段の人生は人生であって、こういった「オトナの遊び」を真剣に企てることで、人生をみなおしてみる。
その後できあがるモノを通して、できればそれが金沢の人に気付きをもたらすものであったら素敵ですし、そんなヒダをもっている金沢の人に愛されるものであって欲しい。

初日に(ある金沢の演劇界の重鎮と)話していたんですが……たとえば10本のうちの1本だけをどこかの会社の自販機前スペースを借りて、数人~20人くらいの、その事業所にお勤めの人を中心に上演する「20分劇場」をやる、とか。 マジで面白いと思うんですけどねぇ。 普段の会社が病院に見えたり、普段の病院が公園に化けたり、免震重要棟に見えたり……。 マスメディアがいつかのように狂奔し出している今だからこそ、想像力をと思うんですよね。 なんだか現代の瞽女みたいにも見えますね。 どこかやらせてくれる事業所があれば「劇端会議」に是非メッセージくださーい!。なんて(笑)



ところで、昨日書いた「自動的に事が運ぶ様子」は、なにかに似ていると思ったら、そう、昔のお葬式の様子に似ていますねぇ。 今のようなものではなく30年から40年ほど昔の。 あの伊丹十三監督の「お葬式」の様子。 アレな感じがすることに、今気がつきました。
[2013/01/30 12:18] | シバイ | page top
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