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胸いっぱいのメタファーを③(いしかわ演劇祭2011の雑感・感想文のようなものですね。)
劇団アンゲルス「三人の子供たち」
原作:リャオ・プイティン(マレーシア)
台本・演出:岡井直道

ようかいばんどの演奏のホンモノさ加減、本気度。
テクニックなど当たり前、表現はその先にあるのさ…泥臭くロックしているかっこよさ。
やっぱ「リフ」ひとつとっても年季の入ったミュージシャンはちがうなぁ。
もう立派にオーケストラピットだもんなぁ。
「オケピ」対「芝居」みたいな緊張感溢れる舞台。

メッセージはすすめ!すすめ!すすめ!。そんな感じ。
子供たちのすすめ!すすめ!すすめ!って言う言葉が牽引している。
無邪気にもすすめてきた結果。
その後の世界を切り開くのもすすめ!すすめ!すすめ!。
時は待ってはくれない。立ち止まらない。
これから何が起きようとも、すすめ!すすめ!すすめ!。

これはやはりプロの芝居である。
プロというとそれで対価をもらい、糊口をしのぐというかそういうものだろうけど、実は日本の表現分野におけるそれはかなり違う。
つまりはプライドの問題だったりする。
実際にプロという概念で自分のやったパフォーマンスだけで食べていけている俳優なんて、この日本に何人いるだろうか?。市場がその程度のものであるとなると、あとは「世が世なら」これだけのことができる俳優ですので、これだけはとれるのだけれど、という思いを持ちながら臥薪嘗胆努力を重ね続け、プライドが折れないように爪を研ぐ。牙を磨く。
そういう事を続けている俳優が実力の一部を垣間見せ、演出家との凌ぎあいのなかモノにした、詩編なのだ。
俳優は「人にあらず」と書き「人を憂う」と書く。

叫ぶ俳優。

子供たちは叫びあそび、進む。
バンドはため息をつき、毒を吐く。
映像は記憶にダイレクトに訴えかけてくる。
様々な「これは!こうだろ!」が一度にひしめき合う。

ELP(Emerson, Lake & Palmer)というバンドのレコーディング風景で、キーボードのフェーダーにはキースエマーソン、ベースのフェーダーにはグレッグレイク、ドラムのフェーダーにはカールパーマ-が張り付いて、ミックスダウン中に自分のパートの大きさを争ってたって逸話(ホントかどうかは知らないけど)があるけど、そのくらいイメージの奔流、カオスを観客にぶつけてくる感じだ。

対処法は観客は逆に、できうるかぎり無防備でなければならないと思う。

「今」に接続せよ。


いしかわ演劇祭2011Bプログラム 2011/10/31
劇団アンゲルス「三人の子供たち」
【原作】 リャオ・プイティン(マレーシア)
【台本・演出】 岡井直道 【舞台監督】 本庄亮
【出演】 月原豊、澤田春菜、立塚夢子
【演奏】 ようかいばんど(千倫十/伊東真哉)+池田洋一郎
[2011/11/05 13:25] | シバイ | page top
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