芝居に出ます。 金沢市民芸術村 ドラマ工房・俳優ゼミ修了公演 「天守物語」
たまには芝居の話も・・・・・。

季節は巡り、もうすっかり春めいてきて、近くの藤の花が咲き、その香りが漂ってきております。
来週、5月13~15日、俳優のようなことをします。自分の劇団以外での出演は20数年くらいは間隔があいています。
金沢の若い芝居人たちに混じって、ボチボチやろうと思います。

第七劇場 鳴海康平氏のブログより
trompe-l'oeil - narumi kouhei NOTE
http://nrmkh.tumblr.com/post/4496560666
金沢市民芸術村 ドラマ工房・俳優ゼミ【修了公演】

天守物語

ある城の天守に妖しい夫人・富姫が従者とともに住んでいる。ある日富姫が捕えた鷹を追って、鷹匠・図書之助が踏み込んでくる。惹かれあう二人。しかし鷹を逃がした図書之助を討ちに現れた刺客の刃によって、二人は光を失う。清廉な想いが意外な結末とともに描かれる、美しくはかない鏡花の名作。

平成22年度俳優ゼミ【実践編】(1年間6回)の受講生とともに鏡花作品を製作します。

【原作】泉鏡花『天守物語』
【構成・演出・美術】鳴海康平(第七劇場)

【照明】島田雄峰(Lighting Staff Ten-Holes)
【音響】中山聡子
【衣裳】川口知美(COSTUME80+)
【演出助手】若村茜

【日程】2011年5月

13 (金) 20:00
14 (土) 14:00 / 19:00 ★
15 (日) 14:00

★=終演後、トークセッションを実施
※開場は開演の30分前より

【入場料】 前売500円 当日700円

【会場】 金沢市民芸術村 ドラマ工房PIT2

【お問い合わせ】金沢市民芸術村
金沢市大和町1-1 金沢市民芸術村ドラマ工房
tel. 076-265-8300

主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
共催:金沢市 / 公益財団法人金沢芸術創造財団
後援:北國新聞社・テレビ金沢・エフエム石川
担当:ドラマ工房ディレクター 金山古都美

--------------------------------
14日(土)の19:00の回は終演後のトークセッションも含めU-STREAM中継を計画中。


第七劇場
http://dainanagekijo.org/

金沢市民芸術村
http://www.artvillage.gr.jp/



<私のコメント>
あまり超然とならずにこの「作品」を、あえてすこし遠くから括るとするなら「前衛芸術」のひとつにみえます。
絵画やダンス、音楽に接近しつつ、あくまでも仕掛ける側の立ち位置は「芝居」という前衛芸術。

古典作品、しかも地元の三文豪の一人泉鏡花の代表作「天守物語」。
プロデューサーの手腕が光る選定であったと思うが、これの現代的“よみかえ”が施された作品。
この「読みかえ」の“妙”だけでも、かなり刺激的。
表現衝動の源泉を見失うことなく現代的問題を浮き上がらせていきます。
作品作りは清濁併せのみつつ最終的には手垢にまみれていない問題を探り当てそこに触りにいく。
これは大冒険家のなせる技。第七劇場・鳴海康平恐るべしである。
この芝居は上演1週間前の状態としてではあるが、「表現としては、開いている」と思うし「その時間を楽しむ入り口はいくつも用意してある」といえます。

当然舞台表現なので時間の経過とともに進みます。
が、けっして量的変化を時間軸に沿ってリニアにみせていくだけではなく、同時多発的な複数の軸を内包しています。
タッチはどこか010101……2進法の割り切りの良さを感じさせるが、あくまでそれは本質のゆりかご - 音楽信号の伝送方式のひとつΔΣ変調のような概念と捉えるとどうだろう - その本質は、きわめて人間の根源的なものに行き着き、そして同時にお客様の優れたフィルターを通したとたんに「今そこにある大問題」がスーッとナマに近い形で至近距離で突きつけられている。
違和感とエクスタシー、発見する楽しさ……考える楽しさ……そんな感じ。
「パフォーミングアート入門」にはうってつけのものになっている・・・と、私は鷹の目で俯瞰している。

ま、基本はその時間・空間を楽しんでいっていただければそれで幸せなんですけど。
どうぞお誘い合わせお越しください。


U-STREAM中継は、5月14日(土)19時の回でする予定です。
18:00くらいから回線を開ける事になると思います。




鏡花のことばは美しい。
[2011/05/07 16:16] | シバイ | page top
| ホーム |