Agクルー「幻覚カプセル」を終えて
今回、もし「ノリ打ち」になっていたら、やれたかどうかといえば、どうなんだろうと思ってしまいますね。

初心からはじめて公演を、とした場合、最低でも半年から数ヶ月の準備期間を要します。その準備期間中はセットが組み上がっている稽古場での稽古ではないので、イメージやプランはあくまで暫定的なものとならざるを得ずというのは言わずもがなです。セットのある稽古場で二桁くらいの日数かけられるとできあがるモノの質が違うと思います。シニア演劇の枠で捉えると、まずは「おたっしゃ」であることを寿ぐものがありますが、それとは別に、この年齢になったからこそ狙える、もっと高い到達点を目指したものがあってもいいのではないかとも思うわけですね。

実際、今回ドラマ工房での2週間をセットのある状態で連続で稽古を重ねられたのは、とても、もの作りに与えるプラスの面が大きいのですね。

ホントの所、Agクルーの皆さんなら数ヶ月じっくりイメージをつくり本を読み、台詞と段取りがだいたい入った状態で、2週間前にドラマ工房に入れば、なんとかなる、と思って臨みました。

ドラマ工房を2週間連続での使用できることは、貸しアトリエとしての最低の期間ではないかと思います。その錬成の成果として「アトリエ公演」が用意される。だから良いものをつくらないといけない。できればその作品はその後、他所での公演が組織されるなど、そこでの作業の価値がより高まる着地点があればなおよし。
そこから先だよね、と思うのです。

さて、実際そうなると制作的手腕が必要で、これこそ「行政」と「人々」との協力関係が必要・・・と、ま、これはまた別の話として・・・。

このドラマ工房を単なる貸しハコ的とらえ方をしちゃうことは、ややもするとかき消えてしまう地域の芸術を振興する観点、もしくは地域野菜のような独自種を存続させる手をさしのべる見方に立つと、もっと深く考えた方が良いと思うのですね。
[2014/02/05 18:41] | シバイ | page top
金沢市民芸術村Agクルー「幻覚カプセル」
いとうせいこうさんにより20年以上前に書かれた戯曲(Conte)。

世の中が危うくなってきている、この今こそ、やる価値がある。観る価値がある。

今日13時から金沢市民芸術村ドラマ工房。
値段は奇跡の当日1200円!



こんな世の中、脳内ギャグ全快で笑い飛ばしちまえ!
[2014/02/02 06:38] | シバイ | page top
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